ルナャェヌの観光ホームページトップに戻る

池島・中央会館・炭鉱ツアー
2015年9月訪問

池島

世の中には数多くのB級スポットと呼ばれている場所があるが、その中でも池島はB級スポットの王様といえるだろう。B級スポットといっても池島には様々な観光地があり、炭鉱に入れるツアーも開催されているので、池島それ自体はA級スポットといってもよいくらいである。しかし池島のすぐ近くには軍艦島という池島と似たような島、さらにあっちは世界遺産に指定されているというA級中のA級観光地があるため池島は永遠にB級スポットの地位から逃れられないだろう。
そんなことを言っている私も、本当は軍艦島に行って廃墟の写真を撮りまくりたいと思っていたのだが、軍艦島へはツアーでしか上陸できないうえに滞在時間も一時間程度。しかも島の面積の99パーセント(?)は立ち入り禁止で見学者は細い見学通路しか歩けないというふざけた観光地であることが判明したため、軍艦島はあきらめて池島に行くことにした。

池島は昔炭鉱で栄えていた島で、最盛期には人口8000人、現在は100人ほどが住んでいる。炭鉱は九州で最も遅い2001年に閉山になり、現在は廃墟化したマンションや炭鉱の跡がある。






今回は佐世保から高速船に乗って池島に行った。佐世保からだと一日2便しかないので非常に不便である。船は片道1910円もするが、4000円する軍艦島ツアーより有意義なはず・・・





れぴーど2なる船の船内の様子。思ったよりきれいである。この船は高速船で55km/hものスピードを出していた。



船は途中で大島と松島を経由して池島に着く。立ち寄った島では人以外にも荷物の積み下ろしもしているようで、生活物資を輸送する大切なインフラになっているのだろう。この写真は大島の造船所の様子である。



池島に到着。昔は池であったところを海とつなげて港にしたようで、池があったことが池島の名前の由来らしい。
天気が急によくなっているのは翌日の写真と混ざっているためである。



池島には廃墟のマンションが多いが、港の近くのマンションは人が住んでいるようだった。
ちなみにこのマンションの中にはコンビニのような売店がある。池島では食料の調達がめんどくさそうなので佐世保で2日分の食料を買ってきたのだがその必要はなさそうだった。ただし佐世保港のすぐとなりの複合ショッピングセンターの中にスーパーがあるので、佐世保で仕入れるのも楽ではある。



港から島の中心へ坂を上っていくと古びた炭鉱施設が目に入ってくる。
上っていくとと書いたが、実はこの写真は下っていくときの写真だ。結構坂がきついので上りは島内をめぐるコミュニティーバス(一乗車100円)に乗ったのである。



島の中心部には廃墟化しつつあるマンションが並んでいる。島の中心部といっても地図上のことで人の気配は少ない。人々の生活は港の近くが中心になっていると思われる。たくさん並んでいる配管は発電所からの蒸気を送っていたものとのことである。





ここは池島唯一の食堂である



入口は猫の集会場となっていた。



これが有名な8階建てマンション。8階建てなのにエレベーターはなく、4階と5階部分が廊下になっていて裏の道から橋がかけられている。池島は軍艦島より広いといっても山も多く、土地を有効活用する必要があったようだ。



マンションの裏の道は高くなっており、直接5階部分に行ける。



池島小学校と中学校の様子。中学校は休校になっているようだが小学校は今もやっているらしい。



小学校の裏には神社があり、神社の裏から山に登ることができる。



山に登る道は急なのでひもをつかんで上っていく。



途中の貯水タンクを抜けるともうすぐ山頂だ。



山頂の様子。周りが開けていて港の方向以外を見渡すことができる。



学校とたくさんあるマンションが見える。



先ほどの8階建てマンション。


池島中央会館

池島唯一の宿泊施設で、3000円ほどで泊まれる。





部屋の様子。冷蔵庫がない以外はよい部屋だ。冷蔵庫がないので佐世保から持ってきた飲み物を冷やせなくて残念だったが、中央会館にも自販機くらいはあるのでここで買えばよかったのだ。



中央会館にも風呂はあるが歩いて10分くらいのところに銭湯があるのでそこへ行くことにした。



中央会館には鉱山の資料も展示されている。この写真は暗いが係りの人に言えば電気をつけてもらえる。



銭湯は廃墟マンションが並んでいるところにあり、入浴料は100円である。



湯船の様子。誰もいなかったのでちゃっかり写真撮影。



銭湯から帰るころには日も暮れていて真っ暗で、廃墟マンションの間をとっていくのがなかなか怖い。中央会館で懐中電灯を貸してくれるからよかったものの、借りてこなかったら大変なことになっていただろう。


池島炭鉱ツアー

せっかく池島に来たということで炭鉱ツアーにも参加した。料金については、炭鉱ツアーとそのあとの池島を回るオプションツアーを合わせて3500円程度だった気がするが、現在ツアーのホームページを見てみるとツアーの行程が変わっていたのでわからなくなってしまった。

炭鉱内ツアーには団体客も参加していて50人くらいで回ったが、そのあとの島を回るオプションツアーは私を含め5人であった。





まずは炭鉱の中に入るツアーで、このトロッコに乗って炭鉱に入っていく。







炭鉱の中には様々なものが展示してある。



現在の炭鉱内は湿っているがこの辺は過酷な環境というわけではない。採掘していた頃の現場はどんな環境だったのだろうか。
閉山してからもインドネシアの炭鉱員を受け入れて教育しているらしく、インドネシア語の看板もあったりする。



石炭を掘る体験ができるところ。



このドラムカッターも動かしてくれる。



それにしても炭鉱内にはカビのようなものが繁殖している。
壁に入りついているだけでなく、立体的になっているものもあるのでカビにとってはよっぽど住み心地がよいのだろう。




ここから先はオプションのツアーで島の中の立ち入り禁止区域を案内してもらえる。



これは第一立て坑。





これは送風施設らしい。



高速列車やトロッコも放置されている。一部の列車は炭鉱内に放置したまま水没させたのだとか。



レトロな電車だろうと思っていたら意外とハイテクそうな運転席だ。



ここからトロッコが炭鉱内に入っていったようだ。





場所が変わって一部屋だけ公開されている社宅の様子。



ベランダに後付けされた階段があり屋上へ上ることができる。





島の港のほうを眺めると第一立て坑や炭鉱施設が見える。



池島のマンション群。



池島の天敵(?)である軍艦島の様子も見ることができた。



さらに場所を移動して第二立て坑へ案内してもらった。



有名な女神の像は海の下の炭鉱を見つめているとのことである。



オプションのツアーはここで終わりで、帰りは8階建てマンションの前から周遊バスに乗って港へ戻る。


ルナャェヌの観光ホームページトップに戻る