コモアブリッジ
四方津駅の隣の山の上にはコモアしおつという住宅地があり、その住宅地と四方津駅を結ぶコモアブリッジというかっこいい通路に日本一の長さの斜行エレベーターが設置されていることから有名になっている。
コモアブリッジは四方津駅から早速目にすることができる。初めて来た人は山の中に突然現れた近未来的な構造物にワクワクすること間違いなし。
四方津駅とコモアブリッジの間には歩道があり、車道を渡らずにコモアブリッジへ行けるので便利である。
コモアブリッジの入り口に到着。ここは下部ステーションと呼ばれているところで、コモアブリッジはさらに上のほうにある。
コモアブリッジは通路の名前かと思っていたのだがこの看板によると乗るものかもしれない。それともコモアブリッジの中の乗り場のことだろうか。
乗り場に到着。COMMMOREBRIDGEと書いてあるのがかっこいい。コモアブリッジはコモアしおつの住民専用というわけではないようだが、運営費はコモアしおつの方たちによって賄われているので感謝を忘れないようにして乗ろう。
これがコモアブリッジだ。中央にエレベーターがあり、両側には日本一の長さを誇る斜行エレベーターが設置されている。ブリッジの天井や壁はガラスで囲まれており山梨の自然を観察しながら通行できる。
コモアブリッジのエレベーターは深夜以外常時運行しており、エスカレーターは通勤に便利なように時間によって上り下りが変わるようだ。
エレベーターは交互に配置されており。4つ乗り継ぐことによって一番上にたどり着く。横のスペースにはもう一基エレベーターを設置できそうだが街灯が設置されているので保守に必要なスペースなのかもしれない。
上部ステーションに到着。
わざわざコモアブリッジ周辺の模型が展示されていた。
上部ステーションの入り口。すぐ目の前にスーパーがあるのでとても便利。
ステーションを出ると周りは普通の住宅地だ。バブルのころに都内の土地が値上がりしたので山梨の山の中に作られたらしい。四方津駅から新宿駅までは普通列車で1時間10分から1時間30分ほどかかるので東京23区への通勤はちょっと大変だが東京西部なららくらく通勤できる。
ここの住民は東京からも甲府からも遠いこんなところにわざわざ住んでいるということはよっぽどコモアブリッジが好きなんだろう。
くだりは斜行エレベーターに乗って帰ることにした。エレベーターの入り口に掲示されていた張り紙の文字がいろいろな装飾がされていておしゃれだ。
エレベーターの中には先ほど看板に書いてあったテレビモニターが設置されており、外の様子を確認できる。エレベーターの運航中はNHK総合が映っていた。
エレベーターの前には窓があるのでこのような景色を楽しむことができる。